シミ取りと顔脱毛の順番はどちらが先?肝斑があっても脱毛はできるか解説
女性に取って悩めるのが毛の処理とシミ取り。
これら2つをすぐに解決したいと思っている女性にとってシミ取りと顔脱毛の順番はどちらを先にしたほうがいいのか、悩むと思います。
そこで本記事ではシミ取り顔脱毛の順番はどちらがよいか、肌へのリスクと共に解説していきます。
同時にもできる?シミ取りと顔脱毛のおすすめの順番
結論、シミ取りと顔脱毛の同時並行はおすすめしません。
まずシミ取りを行い、その後に顔脱毛を行うという順番が専門家の間で推奨されています。
シミ取り治療後の肌は一時的に敏感になっており、肌を休む期間を入れずに脱毛をすると肌トラブルを引き起こしてしまう、シミが逆に濃くなってしまう可能性があります。
また、シミ取り治療に使用されるレーザーは、メラニン色素に反応するため、施術後に脱毛を行うことで、より安全かつ効果的に毛根にアプローチすることが可能になります。
【体験談紹介】シミ取りレーザー後に脱毛をすると効果が感じられないことも?
結論、シミ取り後に脱毛をして失敗したという体験談や口コミは見つかりませんでした。
シミ取り後に脱毛をしてどちらも効果があったという体験談はありましたので紹介します。
シミ取り→脱毛の順番で取り組んだ人のビフォーアフターはこちらです!
顔脱毛を終えた直後の顔のシミは1枚目に比べて薄くなっており、毛の量も少なくなっています。
ダウンタイムが出てくるかも個人の肌質によるので、注意が必要かもしれません。
シミ取りと脱毛を行う際の注意点
シミ付近は照射できない
シミの周辺の肌は非常にデリケートであり、脱毛のレーザー照射によってシミが濃くなる可能性があるため、基本的にシミ付近は照射ができません。
特に、脱毛に用いられるレーザーはメラニン色素に反応して作用しますが、シミもメラニンの蓄積によって形成されます。
シミを除去する場合は、事前に美容医療の専門家と相談し、シミ取り専用の治療法を選択した後、脱毛を行いましょう。
脱毛もほくろ付近は照射することができないので注意が必要です。
肝斑がある場合、治療薬の使用は前日まで
治療薬は脱毛レーザーの影響を受けやすいため、治療薬の使用は施術前日までにしておきましょう。
そもそも、肝斑は、ホルモンのバランスの乱れや紫外線への過度な露出によって引き起こされる肌の問題であり、「トランシーノEX」などの治療薬が用いられます。
これらの薬剤は、脱毛治療のレーザーと反応して肌に不均一な色素沈着を引き起こす可能性があるため、脱毛前には使用を控えておきましょう。
施術の間隔はおおよそ4週間を開ける
肌が施術によるストレスから回復し、次の治療に適した状態になるための時間を確保するため、施術の間隔はおおよそ4週間開けましょう。
特に、シミ取りのレーザー治療後は肌が敏感になるため、十分な回復時間を確保することで、脱毛時の肌トラブルのリスクを最小限に抑えることができます。
肌が荒れている状態や日焼けした状態で施術をするのも効果が半減してしまうので、肌の状態を適切にしてから施術に取り組みましょう。
顔脱毛中にシミや肝斑ができないようにするには?
顔脱毛中にシミや肝斑ができないようにするには、まず第一に紫外線対策を行いましょう。
脱毛治療後の肌は特にデリケートになっているため、紫外線対策を怠ると、シミや肝斑が新たにできるだけでなく、既存のシミが濃くなる可能性もあります。
脱毛治療を受ける期間中は、日常的に紫外線対策を徹底することが重要です。
紫外線対策を行う
紫外線対策として最も基本的なのは、日焼け止めの使用です。
SPF値とPA値が高い日焼け止めを選び、外出する30分前には塗布することで、紫外線によるダメージを抑えることができます。
また、日焼け止めは数時間おきに塗り直すことが重要で特に汗をかいた後や、タオルで拭いた後は、塗り直しを忘れずに行いましょう。
さらに、帽子やサングラス、長袖の服を着用することで、物理的に紫外線を遮断することも有効です。
特に日差しが強い日中の外出時には、これらの対策を講じることが望ましいです。
・日焼け止めの使用(SPF値とPA値が高いもの)
・キャップのついた帽子
・サングラス
・長袖がついた服
・日傘
シミ取りと脱毛の順番が気になる人が調べていること
顔脱毛でシミ増えたと聞くのですがありえますか?
顔脱毛後にシミが増えるという報告は実際に存在しますが、脱毛が原因でシミができるというわけではありません。
脱毛に使用されるレーザーがメラニンに反応する性質を持っており、肌にダメージを与えることでメラニン生成が過剰になり、もともとあったシミが濃くなります。
一時的に濃くなるだけで時間と共にむしろシミは消えていくともされています。
脱毛直後は肌が乾燥しやすくなっているので必ず保湿するようにしましょう!
レーザー脱毛でシミは消えると聞いたのですが本当ですか?
レーザー脱毛がシミに直接的な効果をもたらすという因果関係を説明したデータは少なく、脱毛とシミ治療は基本的にはそれぞれ別の目的の治療法と考えるべきです。
しかし、一部のレーザー脱毛ではシミの内部にあるメラニン色素に反応し肌の質感を改善し、結果としてシミが目立たなくなる場合があるともされています。
ほくろなどメラニン色素が強すぎる部位に照射をするとやけどのおそれもあるので注意しましょう。
そばかすがあると脱毛できないと聞いたのですが本当ですか?
そばかすがある肌でも脱毛は可能ですが、施術を行う際には注意が必要です。
そばかすやシミがある部分はメラニン色素が多く含まれており、レーザー脱毛時に過剰に反応しやすくなります。
そのため、専門の医療機関で事前に相談し、適切な照射レベルを選んで施術を受けることが大切です。
そばかすが非常に濃い場合は、脱毛前にシミやそばかすの治療を優先することも検討されるべきです。
シミ取りと顔脱毛の順番は間違えないようにしよう!
本記事ではシミ取りと顔脱毛の順番について解説しました。
同時並行では取り組むのは肌への負担が大きく、荒れてしまう原因になるため、シミ取り→脱毛の順番で取り組むことをおすすめいたします。
また、お金をかけて治ったからといって普段の私生活に気をつけなければ、またシミはできてしまいます。
過度に意識しすぎる必要はないですが、紫外線対策を行い私生活から肌への負担を軽減しましょう。